法人保険の見直しで年間100万円削減も! 中小企業に多い保険料のムダと重複の原因
香川県内の中小企業を回らせていただく中で、私たちが特によく遭遇するのが「長年、内容を一度も変えずに更新し続けている法人保険」です。
実は、これを見直すだけで年間数十万〜100万円以上の保険料のムダを削減できるケースは少なくありません。
法人保険は「一度入れば安心」と思われがちですが、実際には事業内容や資産状況の変化に保険内容が追いつかず、気づかないうちに不要なコストを払い続けていることがあります。
本記事では、中小企業でよく見られる「法人保険のムダが発生する3つの原因」をわかりやすく解説します。
1. 法人保険の見直しが必要な会社の特徴
次の項目に当てはまる場合は注意が必要です。
□ 5年以上、保険内容を見直していない
□ 毎年「前年と同じ」で更新している
□ 特定の保険会社・代理店のみで契約している
□ 複数の保険会社・代理店でバラバラに契約していて、一元管理されていない
□ 工場移転や設備変更があったが通知をしていない
□ 自社の補償内容を正確に把握していない
2. 法人保険の見直しはなぜ必要なのか
法人保険は契約した時点で最適化が止まる仕組みです。
そのため、会社の変化があっても自動で調整されることはありません。
以下のような変化が起きても、契約はそのまま残ります。
・工場・オフィスの移転
・設備・車両の増減
・事業内容や取扱商品の変更
・新しい保険加入による契約の複雑化
その結果、「実態と補償内容のズレ」が発生し、ムダな保険料につながります。
3. 中小企業で多い保険料のムダ「3つ」の原因
① 使っていない資産への保険が残っている
もっとも多いムダがこれです。すでに存在しない(自社の管理下にない)資産に対して、保険料だけ払い続けているケースです。
・移転前の旧工場・旧オフィス
・閉鎖済みの営業所・倉庫
・売却・廃棄した設備や機械
「昔の契約をそのまま更新していた」という理由だけで契約が整理されていないと、毎年の固定費として残り続けます。
② 同じリスクへの重複加入(賠償責任保険など)
法人保険では「補償の重複」が非常に多く発生します。
特に重複しやすいのは総合賠償と以下の保険です。
・PL保険(製造物責任)
・施設・業務遂行賠償責任保険
・情報漏えい補償
・動産・設備補償
後から包括保険に加入した場合でも、古い契約がそのまま残っていることが多くあります。
※重要ポイント
保険は重複していても、保険金が単純に増えるわけではありません。
そのため実質的には「無駄な掛け捨て」になっているケースがあります。
③ 自動車保険の割引制度が活かされていない
営業車やトラックを複数保有する企業で多いのがこのケースです。
・1台ごとにバラバラ契約
・保険会社・代理店が統一されていない
・台数が増えても契約見直しなし
本来は台数に応じて「フリート契約」などの割引制度が適用される場合があります。しかし、管理されていないことで割引が受けられず、年間数十万円の差が出ることもあります。
4. 今の時代に増えている新しいリスク
近年は企業を取り巻くリスクが大きく変化しています。
・サイバー攻撃・ランサムウェア
・情報漏えい
・ハラスメント・労務トラブル
・取引先の操業停止による経済損失
つまり、昔の設計のままではカバーできないリスクが増えています。
今の時代、法人保険は「ただ加入して安心する」ものではなく、会社のリスクや規模に合わせて「常に中身をアップデート(見直し)していく」ものへと変わっています。
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香川県を拠点に、兵庫県神戸市にも支店を展開。
さらに2023年には東京に業界初の海外ビジネス専門センターを開設し、国内外で事業を展開する企業様のリスクマネジメントをサポートしています。
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